こんにちは、ケイです!
最近私は英語の発音を教えるようになり
今度は日本語についても
ずいぶん考えるようになりました。
つぶさに見ていくとなるほど、
日本語はよくできています。
文字が3種類もあって
外来語があって四字熟語なんかも豊富。
それになんと言っても
音を表す言葉がとても豊かだと感じます。
四季と自然に恵まれたからか
日本人の言語化能力が優れているからか。
ちょっとその辺のとこ、考えてみようと思います。
今日もお付き合い下さい。
オノマトペってなんなんだ?
外国人で日本語を勉強している
友人たちによく言われるのは
日本語って擬音語多いね?
との言葉。
もちろん外国語にも
オノマトペは存在します。
調べてみるとOnomatopeeは
なんとフランス語でした。
語源はギリシャ語のようですが、
日本ではすでに「オノマトペ」で
市民権を得ています。
擬音語、というと
もっとわかるのかなあ。
モグモグ
ピカピカ
サラサラ
のような
音象徴語、とも言うそうです。
確かにこの種の言葉、
話しててよく使いますよね。
昔話の桃太郎に出てくる
「どんぶらこ、どんぶらこ」
もまた立派にオノマトペだそうです。
あ。たしかにペラペラだ!
私は現在
「英語の発音ストレッチ」なる
レッスンをするようになりました。
今までたくさんお勉強してきたけど
中々話せるようにならない。
と、英語学習に
何度もつまずいた方たちに
もう一度、違うやり方で
もう少し続けていきませんか?
と提案しています。
英語には日本語に無い音が
いくつかありますので、
まずアルファベットから
舌の位置と動き方、
唇の形の作り方と息の吐き方など
あまり教科書でやらない
主にストレッチのようなレッスンをしています。
そこで近頃気づいたのですが、
英語を話す時って
舌がほとんど平らなんですよね。
舌の動きを注意して見ていくと
ベタっと平らにしたままで
確かにペラりとめくり上げたり
ペラりと下に戻したりしている。
それをペラペラという
オノマトペにした日本人の表現力は
素晴らしいんじゃないでしょうか?
日本語だと
なんとなく舌の場所は不安定で、
けれど、どこにあっても
それなりに音が出る。
これを「ペラペラ」とする!
って最初に言った人はもしかして
その違いに気がついていたのかも知れません。
いや、その洞察力
本当に恐れ入りました。(笑)
発音はイメージだ!
英語の発音には
日本語に無い音が多いので
いかに脳みそが
その音をイメージできるかが
とても大切になってきます。
もちろん何度も練習して
音を近づけていくわけですが
舌の位置や動かし方、
息の吐き方や唇の形など
野球のミットやバットを使うように
歌う時に歌詞に感情を込めるように
イメージトレーニングができると
上達がとても速い、と思うのです。
こんなイメージでこの音を出してみよう、
とか
こう聞こえたからアクセントはこのイメージで、
というような
自分の音を近づけていくために
音の出し方や音を出している自分を
頭の中でイメージできると
わりとすんなり声に出せるのです。
言語や体は
コミュニケーションのための
道具になるのです。
それらを駆使するためには
当然練習が必要になるので
毎日バットの素振りをするように
毎日発声を練習するように
ほんの少しの時間でも
ちょっとやってみる、が
あとで効いてくるのです。
どんな素人でも
1年間毎日素振りをすれば
始めた時より上達していくものです。
もともとオノマトペを
こんなに豊富に生み出してきた
民族なんですから、
「音をイメージする」という
トレーニングに日本人が長けているのは
言うに及びませんが
英語学習に
音のイメージトレーニングを
取り入れている人は
どのくらいいらっしゃるでしょう?
正しいヒントと楽しいやり方で
毎日英語の素振り、やってみませんか?
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