あなたの自意識、育っちゃってない?

kayのブログ 日本人ってこんな感じ


こんにちは、kay(ケイ)です!

私は最近、
特に言語にフォーカスするようになって
教える傍ら本業もしておりまして(笑)

こんな事言ったら本業の方々に
大変に申し訳ないのですが、
言語学習ってホントにおもしろいんですよ。

それで、ね
人様に何かを教えるなんて
自分の人生に起こるとは
夢にも思ってなかったもんで。

じゃあ、英語を教えるなら
どうしてみんなが
「話したいけど話せない」のか
ずっと色々考えてるわけですよ。

自分の過去も振り返りつつ、
いろんな人にも聞きました。
外国人で英語ネイティブじゃない
友人たちにも聞いてみました。

そうしたら、ですよ。
非常に興味深い答えが出たんです。

日本の友人とのやり取りは
こんな感じでした。

「学生時代に結構勉強してて、
英検も準1級まで取って
でも全く話せないんです。」


kay
「準1級ってかなりハイレベルじゃないの。
簡単な会話なら話せるのでは?」

友人
「よく道を聞かれんだけど
色々言いかけた後謝っちゃう。
英語話せなくてごめんなさいって」

kay
「えー!日本で道聞かれて
英語話せない事を日本人が謝んの?!
間違っとる!なんで?なんで謝るの?」

友人
「英語で伝えられなくて。
こないだも六本木ヒルズの場所聞かれて
うまく単語が出てこなくて
ソーリーって言って逃げちゃった。」


kay
「ええええ?
ヒルズを聞かれてんのは理解してるでしょう?
ジェスチャーでもスマフォ使ってもなんでもいいから、
場所を教えてあげればいいのでは?」

友人
「間違った英語で話したら
申し訳ないかな、って。」


kay
「えーーーーーーー!!!」
(何じゃそりゃああああああ!)

本日はこの衝撃を
皆様と分かち合いたく思います。

今日もお付き合いください。

kayのブログ

何がそんなに恥ずかしいのだ

上の会話をしてくれた彼女は
以前の職場の同僚です。

他の人に比べると器用で
ほとんどのことがこなせて
自分が場を仕切っていきたい
姉さん肌の同世代です。

彼女の口癖は
「私はミスしないんで。」
私は、これは
渾身のジョークだと思っています
だって全員ミスなんかしますもん(笑)

彼女を例えに出すのは
口癖をバカにしているのではなく、
(決して、いえ決して。)

仕事を共にしたおかげで
彼女の性格を知っているからです。

先ほど紹介した会話は
彼女とのものですが、

実はほとんどの友人、知人と
同じような内容を話してみて
英語を話せない最大の理由は
「恥ずかしいから。」がダントツでした。


Whatta f◯ck!(笑)

で、ですよ。
「何が恥ずかしいのか?」
と掘り進んでいけば、

「綺麗な発音で
ちゃんとした文法が話せないから
笑われる気がする。」

Holly sh◯t!(笑)

つまりね、つまり
発音やら文法なんか
彼女らの深層心理的には
大したこっちゃないんです。
(そっちのがショーゲキだよ!)


一番気にしてんのは
「笑われんのがイヤ」
オイオイ・・・・・

誰かに聞いて見たら?

このdeep impact 問題に
取り組んでみると
彼らの新たな共通点が
チラリと見えてきました。

なんと彼らは
ヒトニミチキケナイ族でした。

考えられます?
知らないとこで道に迷った時
誰か捕まえて聞いたりとか
できないんですってー!
うっそーーん!

だって日本で、ですよ?
言葉わかるのに、ですよ?
考えられます?(笑)

で、それも
よおおく聞いていくと
知らない人に話しかけるのが
恥ずかしいのではなく

迷ってる、とか
地図が読めない、とか
つまり「できない人」だと
思われたくないんだって。


オーマイガーッ!
なんか、ずいぶん
予想したのと違ってた(笑)

ちょっと、これは中々
根深いんじゃないの。

誰がための人生だ

しかし、皆さん
生きてますなあ(笑)

常に他者の目を意識して
一生懸命に世の中泳ごうと必死なんだけど

必死に泳いでんのは
死んでも見られたくない、と。


文章読んでみて
クスッとしたあなたは
冷静さをお持ちですよ。
ご安心ください。(笑)

何か新しいことを始めるのに
失敗しない、なんてありえんのですよ。

付け加えれば、
失敗の何がそんなに悪いのだ?
ということですよ。


私の祖母曰く
「おまいさん、そんなことくらいで
死にやしないよ。やってみな!」
ってことですよ。

それを恐れる人から見れば
私はどんなに無様なことか(笑)

道でつまづく、とか
とび箱うまく飛べない、とか
そんな程度のことなのに
それを過剰に恐れる人が
増えたような気がする。。。

英語を話すことだけが
特別なんじゃない。
つまづく事が怖いのは
きっとずっと正解だけを
求められてきたんだよなあ。

なんかちょっと
悲しくなってきた。
言語学習の面白さは
1つの正解とは真逆の

何でもあり、っていう
クリエイティブなとこなのに。


発音だ、文法だと
体裁を整えて
(ま、教えてるけどさあ)
完璧に仕上がるまでは

ソーーーリイ。。。
で逃げていくって。
悲しすぎる。(笑)

たとえカタコト英語でも
友人が置き去りにした外人さんは
六本木ヒルズを教えてくれた方が
嬉しかったと思うよ。


彼女の見栄や体裁なんか
その外人さんに関係あっただろうか?


それにもしも、
彼女が一生懸命カタコト英語で
説明してるのを見て
笑うやつがいたとしたって

その人たちが
英語の勉強助けてくれんのか?
(見返すための踏み台にはなる)

長い人生のほんの数分恥かいたって
まあ、死にやしないのよ。

だいたい、
自然の摂理で生きてる私たちに
完璧やら正解なんて言葉
当てはまんないんじゃあないの。

あの人に笑われたくない、
この人にかっこよく見せたい、
それは一体誰のための人生だ?

迷える外国人を六本木ヒルズに
連れて行けないあなた、
その自意識、邪魔になってきてんじゃない?


kayのブログへのご意見・ご感想は
下のお問い合わせフォームから。
英語・日本語学習についての
ご相談もお気軽にどうぞ。
↓↓↓

コメント

  1. Hello to every single one, it’s actually a good for me
    to pay a visit this website, it contains priceless Information.

タイトルとURLをコピーしました