高卒で英検・トイック受験の経験ナシの私が英語を話せる理由

大人の生き方チョイス 日本人ってこんな感じ

こんにちは、kay(ケイ)です!

私の姪は今年ハタチになりました。
小さい頃から頑張り屋で
自分も認める負けず嫌いの彼女が
かなり早い年齢から英語に興味を持ち
2つの受験勉強を成し遂げ
なんとも立派に成長しています。

それだけ学校で勉強して来た彼女が
英語上達に一番良かったのは何か?
との質問に

「ホームステイで外国人とたくさん話したこと」
と答えました。

あれ?
学校であんなに勉強したのに
それが一番なの?
思わず唸ってしまいましたが

これはまさに最近私が痛感している
「会話術は会話からしか学べない」
ってことなのかな、と思います。

今日もお付き合いください。

大人の生き方チョイス

日本語話してるとき、「てにをは」できてる?

私はもともと販売職ですが、
英語学習をやり直したい人たちに
発音を教えるようになってから
日本語についても考えるようになりました。

本当に当たり前の話ですけど
母語を話す時に日常会話の中で
文法を気にする人なんていませんよね?

「お母さん、おはようございます。
私はこれから学校に行って来ます。」
みたいに暮らしている人は
いったいどのくらいいらっしゃるのか。。。
(上の発言の文法が正しいのかさえ怪しい)

こんな話、当たり前すぎて
聞くのもバカバカしいじゃん、と思われた方
ご自分が英語を話す場面になったらどうでしょう?

「え、えーっとお、主語は私で
今は現在でえ、でも思ったのは過去だからあ
あ、これにはaじゃなくてtheをつけんのか?」

ガチャンガチャン、と
脳みその軋む音が聞こえるような考え方を
誰もがしちゃってませんか?(笑)

私たちが日本語を話す時、
言葉が口から出てくる時は
国語の教科書に当てはめて
話してるんじゃあないんです。

もちろん小さい頃からの経験と、
それが作り出す予測で言葉を生み出しています。

それなら当然、
外国語だって同じですよね?

英語や他の言語を母語としている人たちだって
同じように文法を意識せずに
日々会話をしているわけです。

「英語学習」と聞くだけで、
日本語とは全く別の何か特別なもの、
と思い込んでしまうのは
私たちの悪いクセかもしれません。

私が英語学習(のようなもの)を始めたのは
社会人になってからです。

いえ、高卒なので当時の大人からすれば
「6年間も授業があったろ?
一体、なにしてたのよ。」
ということですが、

「何もしてなかったの。てへっ。」
を貫き通そうと思います。(笑)

カシミアは「カシミア」じゃあないのよ

しかしそれは横においても、ですよ。
私の周りには大学受験のために
ハードな学習を日々こなしている人たちが
大勢おりました。

はて、彼らはいったい今
英語を話せるのでしょうか?
アパレル販売で都内の
百貨店に勤務していた時は
多くの外国のお客様が
来店されました。

それもあって、私は少しずつ独学で
勉強していたのですが
ある時ニットを見ていた方に
素材は何か、と聞かれ
大変に困ったことがありました。

ニットの素材はウールとカシミアで
得意げに「これはウールとカシミアよ」
と微笑んだ自称英語話せる私。

ところがところが。
ウールは通じたのですが
カシミアは何回言ってもダメ(笑)

5回目くらいでパニクって
自分の英語のせいでごめんなさい。
とかなんとか言ったつもりですが

それも伝わったかどうか。。。
そのあとメモにcashmereと書いて見せた時の
彼女の反応は今でも忘れません。

「Oh, Cashmere!!!」
(この音はカタカナにもできない。。
発音が気になった方はコメント下さい。)

え!全然ちがうじゃん!
あんなに綴りまで覚えたのに
なによーーーー!

と、自分のやって来たことに
憤り、腹を立てつつ
通じなかったことで落ち込みつつ、を経て

「もう勉強やーめた!」
になったのでした(笑)

大人の生き方チョイス

あなたのお勉強量は多分、世界一!

とは言え、海外旅行には行きたいし
アメリカンカルチャーを浴びて育った私は
やはり英語は話せるようになりたい。

ということで、学習方法を変えて行きました。

いわゆる参考書やドリルを使う
「お勉強」ではなく話す時に相手の口許や
表情、ジェスチャーなどを観察して
聞こえた音と擦り合わせて見ました。

それだけでも、
どうやら自分が習って来たものとは
違う音があるらしいな?とか、
話す時はだあれも
文法や綴りのことなんか言わないじゃない。

なんていう当たり前のことが
実感として分かって来ました。

私がアメリカに行った時に
出会った移民の人たちに聞くと
ほとんどの人は渡米してから
英語を学んでいると言っていました。

つまり母国で教科書を使って
何年も勉強した、という
私たちのような経験はなく
アメリカに渡ってから
生活に対応しながら覚えていったと言うのです。

過去に「お勉強」したことが
決して無駄とは思いませんが
今の日本で中学、高校を卒業していれば
それだけでもうあなたの「お勉強」量は
世界一の水準だと思います。

でも、それでもまだ英語が話せなくて
やっぱり話せるようになりたい、とお思いでしたら
そろそろその参考書、手放してみませんか?

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