いい油と悪い油があってだね

こんにちは、kay(ケイ)です!
食品からの体調管理を
考え始めて早1年半。
ゆるやかに食事を変えてきた私が
キッチンの在庫すら捨てて
一気に切り替えたものがあります。
それは「油」です。
私、ホントにうるさいことは
言いたくありませんが(笑)
油はね、ぜんぜん違うのよ。
一度変えれば体感として
違いがわかると思います。
で、「余分なものを抜いていく」が
私の体にはとても合うんだけど
油に関しては
「いいものだけを積極的に摂る」が
正しいのでは、と睨んでんの。
油なんかみんな一緒でしょー、
とお思いの方はぜひにぜひに
今日もお付き合い下さい。

サラダ油とマーガリンの罪

一般的に家庭で
調理用に使われているのは
大抵の場合「サラダ油」だと思います。
サラダと言えばなんかヘルシーぽい。
野菜っぽい、植物っぽい響き。
でも中身は全然違います。
そして多くのご家庭で
使われているであろう
「マーガリン」も
なぜだか人は「バター」よりも
ヘルシーぽい。と思っています。
これもサラダ油と同じ発想で
「動物性のモノは悪い」という
間違った認識と
油を低コストでバカバカ売りたい
生産者の思惑が混ざり合って
「猛毒」をほぼ毎日
消費者の口に入れる
結果となりました。
確かに過去の医学界では
「動物性脂肪を減らして
植物性を使うとよい」という
通説があったようです。
サラダ油やマーガリンの欠点は
工場での加工工程での高温加熱処理や、
家庭での高温調理や使いまわし、
はたまた原料の遺伝子組み換え問題など
複合的な理由があるのです。
けれど一番厄介なのは
コマーシャルやパッケージに飛びついて
「なんか、体に良さそう!」と
思い込んで悪い油を買ってしまう
私たちの考え方なのです。
IMG_6752.jpg

油には色んな種類があってだね

脂の成分には
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という
脂肪酸があるのですが、
その、不飽和脂肪酸の中でもさらに
多価不飽和脂肪酸のオメガ3、6、
一価不飽和脂肪酸のオメガ9に
細かく分類されていきます。
オメガ3と6は
体内で作ることはできませんので
意識して食材から摂取することが
理想とされています。
ちなみに前項でお話した
サラダ油の問題は
製品化する際の熱加工処理と
殺菌・消毒に加え
リノール酸という「必須脂肪酸」
にあることが現代の医学では
解明されています。
(写真のオメガ6に分類される)
リノール酸は200度前後に加熱すると
ヒドロキシネナールという毒素が発生し
過剰摂取によって
体内に炎症を起こします。
この炎症が
高血圧や糖尿病、動脈硬化といった
生活習慣病の原因になったり
様々なアレルギーの原因になったり
脳神経を侵して
アルツハイマー型認知症を
引き起こすとも言われています。
マーガリンの邪悪な点は
サラダ油に分類される植物性油を
水素添加したことです。
植物油を固形化するために
水素添加を行うと、
トランス脂肪酸が発生します。
ポテトチップスなどは
2年間車の中で放置されていても
見た目は全く変わらないんだとか。
トランス脂肪酸は
分解されにくく、腐りにくいのです。
そのため、別名
「食べるプラスチック」と
言われていて、海外では
禁止に向けての動きもあるようです。
私がやめたグルテンが
腸に入り込んで穴を開けるように
トランス脂肪酸もまた
体内で分解されにくいため
リーキーガットを引き起こします。
生活習慣病だけでなく
ほとんどのアレルギー症状や
血管の詰まりが原因の病気の
大きな原因になりうるのです。
5685659fa509acb44140c9b9d9fe9c28_t.jpeg

調理法によってい使い分ける、が正解

難しいことは私も
全部覚えられないのですが、
まず、絶対に買い替えて欲しいのは
サラダ油とマーガリンです。
そして、全般に油は熱と酸化に弱い。
基本的には生で摂るのが一番。
ということだけ覚えておきましょう。
私は揚げ物大好きッ子ですが
老舗のトンカツ屋と天ぷら屋以外では
家で作ったものしか食べなくなりました。
グルテンフリーのため
去年から1年、自粛していたのもあり
今ではグンと食べる回数が減りました。
(でも美味しんだよね)
家で加熱調理に使っているのは
主に米油とオリーブオイルです。
バターはあまり使わないのですが
理想はグラスフェッドの純バターです。
(ひとつ3千円!クレイジー!)
あんまり高いの買う必要はありませんが
コレが、味が全然違うのよおお。
とりあえずマーガリン辞めれればいいか。
で、もう一つ騙されたと思って
試して欲しいのはMCTオイル!
コーヒーとかに入れたり
料理に直接かけたりして
そのまま摂ってみて下さい。
私はコーヒーに入れて
毎朝飲んでいるのですが
頭がハッキリするのよ、コレが(笑)
ほんと、一回試してみて欲しい。
MCTオイルはココナツなどの
ヤシ科の植物に含まれる
天然成分の中鎖脂肪酸のみで
作られたオイルです。
消化吸収が早く
脂肪として蓄積されにくいのが
特徴なのです。
あらゆる細胞の膜は
油でできているので
脳細胞も例外ではありません。
いい油を摂ることで
細胞が活性化されて物忘れや倦怠感が
少なくなっていくのを実感できます。
この後の数十年(生きる気満々)
良い油を体に差しながら
元気に遊んでいきたいもんです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました