秋の自転車散歩〜河口湖編〜

こんにちは、kay(ケイ)です!

先日、恋人と河口湖へ

一泊の小旅行へ行って参りました。

2人で自転車を積んで、

2日間に渡って3つの湖を

一周してみよう!という

チャリンコ初心者の私には中々の

アドベンチャーでした。

しかし、これが

やってみると本当に爽快で

自転車ビギナーの方には

ぜひ試して頂きたい!

と思ったので、

少しだけ旅気分のお裾分けでございます。

今日もお付き合い下さい。

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なにしろギアってスゴイのよ

私が今愛用しているのは、

メルカリで22000円で購入した

ジャイアントというメーカーの

エスケープというモデルです。

白の車体にサドルと車輪の黒が映えて

ほとんど見た目で即決いたしました。

届いてすぐに試乗したのですが

なんと、ほとんど漕ぎ出せなかった()

私はその時クロスバイクのギアについて

なんの知識もなくて

後でネットで調べてみると

一番重たい状態になっており、

しかもサドルが一番低くなっておりました。

そりゃあ、踏んだって動かないよね。

とにかくサドルを自分の股下に合わせて

ギアについて少し読みかじりました。

クロスバイクのギアは

左側に3段階と、

右側に8段階あるようで

組み合わせるとなんと

24段階になるらしい。。。

けれど読んだところによると

街中で乗るならほとんどは

両方とも真ん中あたりで

動かさなくて良いんだとか。

とりあえず慣れるため、

通勤で駅との往復をするつもりだったので

ギアを真ん中にしたまま、

ずっと触らずにおりました。

ところが今度の湖畔周回で

ギアの操作を細かく教えられることに

なったのでした。

まず、最初に現れた

「ここで折り返そうよー」と

泣きたくなる坂道(山道)。

「自転車から降りちゃダメ。

両方とも一番軽くしとけば

絶対登れるから」

という恋人のキビシイ言葉に

半泣きで頷きながら

左右1にして、

とりあえず漕いでみました。

するとすると。

登れるのです。

すんごい遅いけど、とりあえず

自力で進んでいけるのです。

だからといって地獄は

中々終わりませんでしたが、

私は歩くことなく

自転車でその長い坂道を

登り切りました。

そして今度は下り坂へ。

降る時は反対に

少しずつ重くしていきます。

するとどうでしょう。

車と同じくらい?!

と思えるスピードが出る!

メーターでは最高速度43キロでした。

これを繰り返して操作を練習すると

適度にスピードが出せて

ほとんど疲れない。

やだ。

この自転車スゴイじゃん。

買って数ヶ月経って

ようやく機能を理解したのでありました。

30キロなら頑張れる

彼がここを選んでくれたのは

もちろん湖越しの富士山という

絶景が大きな理由でしたが、

初心者の私が

多分弱音を吐かないであろう

ギリギリの距離が

30キロだったのだと思います。

河口湖とその西側に広がる西湖を

両方回ってちょうど30キロの行程でした。

最後のところで

私は橋を渡って景色を見たかったので

実質27キロくらいだったようですが

合間合間に見える富士山に励まされて

3時間弱で行程を終えていました。

初登山の時もそうでしたが、

初心者が「いきなりいっぺんにやる」は

中々ツライものです。

自分の体力と経験の

「ちょっと先」までだったら

ま、やってみてもいいよ。と

甘ったれの中年ボディが申しております。

「一度経験したことが自信になる」

って、耳にタコだと思いますが

体を動かして普段と違う事をするのは

それを短時間で体現できる

素敵な経験だと思います。

私、キライじゃなかったみたい

学生の頃はほとんどの時間を寝て過ごし

部活にも入らずぼおっと生きていた私は、

勉強も運動も大キライ、だと

それは大変な自負がありました。

大人になってヨガをかじって

「体の使い方」が変わってくると

体を動かした方が気持ちがイイ、

ということに気づきました。

40代から躍起になって

海で遊んだり、山で遊ぶのは

今まで自分に与えてこなかった快楽を

体が貪欲に取り返しているような、

そんな気がします。

自然の中で

めいっぱい遊んだあとの爽快感が

次に頭を使う時の

モチベーションになるのです。

「もう少し、頑張れる」

ここへきて、ようやく

心と体のバランスが

いい塩梅でとれてきた感じです。

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