こんにちは、Kay(ケイ)です!
高校時代をほぼ眠って過ごし、
教科書をほとんど開かずに
ギリギリで卒業した私ですが、
英語で外国人と会話することに
あまり不安はありません。
きちんと勉強した記憶は
中学3年生の1年間しかないので、
社会に出てから
会話の中で覚えた音に
かなり頼っていると思います。
けれど、どうやら語順と語彙は
自分の経験からでないと
私の脳には入っていかないようです。
暗記力がモノを言う学生時代が
面白くなかったのは
今だからわかること。
少しずつでも、
自分の思っていることを
まずまず表現できるように
なってくると、
より一層「勉強しよう!」
と思わなくなりました(笑)
つまり文盲に近い状態で
学習を止めてしまっていたのです。
20年くらい前になりますが、
英語学習をやめてしまった後で
アメリカの友人とメールで
映画の話をしていた時だったと思います。
会話程度の短い文章は
なんとなくわかるのですが
それでも時間はかかります。
サイキックのスペルがわからず、
辞書を引いたのですが
Sのとこには見当たらない。。。
無知とアナログの
コンビネーションは
本当に悲惨です。
英和辞書とは
「その単語のスペルを知っている人」
が使う物なんだと
その時思い知りました。
ちょっとした衝撃を受けても
乗り越えて時間が経つと
記憶はかなり
薄まってしまいます。
同じ事が起こっても
今なら当然Googleさんが
解決してくれるので、
最近まで全く思い出す事は
ありませでしたが。。。
先日、
「英語のスペルが
わからないなんて
苦労に入らないよ!
日本語なんて
文字が3種類もあって
ひらがなカタカナだけでも
50音だよ?!
Googleで検索するのも
欲しい所に行きつくのに
何倍も時間がかかるよ」
他の外国の友人に
言われて、過去に受けた
辞書の衝撃を思い出しました。
確かに私は今まで
「日本語を学ぶ人」
の目線に立った事は
ありませんでした。
日本語の環境で
生まれ育ったのは
今の時代では
大変なアドバンテージ
のように言われますが、
他の言葉を学ぶのには
やはりそれぞれの
苦労があるものです。
昔欲しかったドラえもんの
ホンヤクコンニャクがあればなあ。。。
と大人になった今でも
本気で思うのです。(笑)
こんな私が最近モヤモヤしているのは
「英語話せるの?教えて!」や
「じゃあこの書類訳して!」などの
付き合いの浅い人たちからの
配慮なき言葉。
「教えて!って、
アンタ勉強する気ないでしょーが」
とか
「いやいや、だからほぼ文盲ですねん。
それこそGoogle先生のが正確でしょ」
など、心の中では反論していますが
それを全て説明するのが
正直、面倒なのです。
日本人の識字率の高さでは
文盲を理解してもらうのが
中々難しいもんです。
そしてそれが結構、
言葉遣いを知らない人から
言われることが多い。
敬語と謙譲語の区別もつかず、
漢字だけならまだしも
ひらがなの「ず」と「づ」の
使い分けもままならい彼らは
英語を話せるようになって
どうしたいんでしょうか。
母語をキチンと話せないのに
「英語話せたらなんかオシャレ」
みたいな感じ出されてもさ。。。
一方で
遠い国からやって来て
アニメやサブカルに
ドップリ浸かって
オタクのように
日本語を勉強している
人もいる訳です。
トリリンガルとか
マルチリンガルとか
今の時代はたくさん
いらっしゃいますが
コツコツ勉強している
人たちからは
言語に対する愛情を感じます。
動機はなんでも良いんです。
モテたい、カッコよく見せたい、
なんなら外国人の恋人が欲しい。
(↑コレすぐ上達します)
でも、せめて
一生「英語喋れたらいーなー」
とボヤくハメになる前に
自分の国の言葉なんとかしなさいよ。
って思う次第でありまする。
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