こんにちは、kay(ケイ)です!
先日フランス人の恋人と
楽しく夕ご飯を食べながら
それぞれのお国の事情について
呑気に話しておりました。
話題はそれぞれの民族性に飛んで
性別やら肌の色やら国籍やらを含めた
「差別」についてになりました。
「ケイは日本人はレイシストだと思う?」
という彼の素朴な疑問に答えるべく
今日も私はブログを書いていこうと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
問 日本人は差別主義者か
誤解を恐れず言えば
ポリコレが跋扈するこのご時世に
この話題は中々にめんどくさいと思います。
言葉が足りない、使う言葉が悪い、など
「差別反対」を自分達の活動に利用する
揚げ足取りさん達の大好物を
こちらから投げてあげる訳ですから
投げるほうはそれなりの覚悟を持って
望まなくてはいけません。
けれど私にはだいそれた肩書や
アカデミックな知識はないので(笑)
普通に暮らしている中年女性が
肌で感じる事実と史実に基づいた
よもやま話としてお読みください。
で、
「差別について」ですよ。
私は日本において、今の所は
あからさまな差別を見たことがありません。
特定の国の学校生徒に対する
はっきりとした嫌がらせや
同和地区問題での学校内の集会など
所々の問題がチラチラとくすぶっている
という事実は知っていましたが
例えばアメリカや
現在のEU内で起きているような
全く異なる文化圏や民族同士が
一つの国内で分断される、というのとは
日本は明らかに違う環境なのです。
男女の格差やジェンダの問題も
個人的には、他国と比べれば
人が言うほどひどくないと思っています。
もちろん、だから全部OKってことでは
決してないのですが
肌の色のせいでレストランの
予約ができないとか
女性が一人で歩いていたら
何をしてもいいと考える男性が多いとか
ゲイであるために
夜の通りで襲いかかられるとか
他の国で日常茶飯事として
起きている事でも
日本国内においては頻度が違う。
そんな事件が起きたと聞いたら
ほとんどの人は驚くでしょう。
単一民族で島国に暮らし
女性が大切にされてきた日本では
他国のような「差別」が
成り立ちにくいのでは、と思います。
つまり、日本で
「差別」と言われる事象は
半分以上の場合は相互の誤解が
生みだすものではないでしょうか。
私は「差別する側の無知」と
「差別される側の自意識過剰」の
バランスが崩れた時に、人々が差別と
認識するのではないかと考えています。
電車内でよくわかる日本人の習性
私の恋人が言うには
満員電車でよく彼の隣だけが
空くのだそうです。
つまりガイジンの隣には
座りたくないのだろう、と。
そんな経験をしていても
彼は日本人に差別主義者の要素は
少ない、と言っています。
私もそう思います。
だって私のタトゥーが見えたら
やっぱり私の隣は空きますから(笑)
つまり、日本人は
彼の金髪や青い目に
反応してる訳ではなさそうです。
自分達の知らないもの、
関わりのないものに対して
排他的なんだと思います。
そしてそれはどこの国でも
起こり得ることです。
けれどそうとは考えずに
「日本人は外人に差別的だ」
と言う外国人もいます。
そこが私が考える
「バランスが崩れた状態」
でしょうか。
電車の車内は実は人間観察に
とても適しています。
皆、絶対に人と違った行動はとりません。
多少の小競り合いや
椅子取りゲームはあるものの
それぞれ他人をガッチリ意識しながら
懸命に自分の世界へ入ろうと
無の境地を目指します。
なので予想外のトラブルは
絶対にご法度なのです。
外人の隣りに座って
うっかり英語で話しかけられちゃうとか
タトゥ持ちのおばさんに
うっかりからまれちゃうとか
(しませんけど)
それらの事象は彼らの通勤時間内に
想定されていないことなのです。
これはとっても日本人的なんであって
差別的とは言えません。
答 日本人はあんま考えてない(笑)
ありがたい事に日本には
宗教的な原理主義者がいません。
それが他国の様な「差別」が成り立たない
一つの理由であると思います。
「他を絶対に許さない」
という教えを受けて育てば
当然その土壌が国中に広がって行きます。
同じ国に違う文化、民族、
宗教が混在していれば
分断も一筋縄ではいきません。
この国では男色も割と昔から
容認されてきましたし
女性に至っては
紫式部なんていう女流作家が
あの時代に活躍した訳ですから
女性を所有物として
長い間扱ってきた諸外国に
日本の家族制度は
時代錯誤だなんて言われるのは
大きなお世話としか
言いようがありません。
つまり、アメリカやヨーロッパが
現在抱えている様な差別の問題を
日本人は同じ意識では
理解できないと思うのです。
だって過去にやった事ないから。
そしてそれは本当に
「ラッキー」な事なんです。
この国に生まれ育っただけで
差別のことを考えなくても
安全に健やかに暮らしていけるのですから。
でも、もしもあなたが
他の国を訪れる機会があるのなら
日本人がとても恵まれていること、
私たちとは全く違う価値観が
あるということを知っておいて下さい。
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