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kayのブログ-大人の生き方チョイス- 英語学習

こんにちは、kayです!
私はいよいよ五十路に向かって
走り続けているわけですが、

40代に入ってから急に
学生時代のことをいろいろと思い出すようになりました。

私は小学生の頃からメガネをかけていて、
20代の初めまでかなり太っていたので
そこそこいじめや嫌がらせを体験しており
学生時代の思い出はほとんどありません。

多分、思い出すのを
脳が嫌がっていたのだと感じます。

ところが最近やけに細かいところまで
色んなシーンを鮮明に思い出すようになりました。
これが中年というものでしょうか。(笑)

私が体験した学校教育は
今とは全く違うものだったようです。

現在の私は
英語での日常会話に困ることはなく

けれど今に辿り着くまでに
2つ、3つ超えられない、
と思った壁がありました。

もしも、あなたが
今年こそ、英語のやり直しを!
とお考えでしたら、

誰もがぶつかるんじゃないか?
と思われる英語学習の壁の正体を
お伝えできるかもしれません。

今日もお付き合い下さい。

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M村先生のリーディングの授業

私は中学時代から
落ちこぼれて、
学校の授業はほとんど
眠って過ごしていたので

中学、高校で勉強した記憶が
2科目しかありません。

高校3年生の時に
生物の先生に恋をして
半年だけ必死になった時と

中学3年の時に
お前のこの成績では
どこの高校にも入れない、と
担任に言われ、渋々本腰を入れて
1年間英語を勉強した時です。

私はもともと本が好きだったので
何もせずとも国語の成績だけは良く、
あと英語を何とかすれば
私立だったらどうにかなる、
と周囲に言われ
(両親には申し訳なかったが)

高校くらいは
行ったほうがいいのか、と
1年間かけて中学英語の
文法を勉強したのでした。

その甲斐あってか
どうにか高校入学を果たし、
1年生の時はまだ
中学英語レベルで
十分通用していたので
英語の授業も張り切っておりました。

けれど、
初めての夏休みが終わって
2学期初のリーディング授業が
私のその後の授業態度を
大きく変えることとなったのです。

夏休み中に希望者のみが
アメリカへホームステイに行き、
M村先生は引率として
一緒に渡米したのでした。

その時の体験を
授業で詳しく話してくれたのですが
第一声が

「驚いちゃうよねー、
マクドナルドが通じないんだよ!」
だったのです。

驚いたのはコッチですよ。(笑)

なるほど、私は
本土でマクドナルドへも行けない人に
英語の読み方を教えられているんだな?

けっ。

当時の私は
何に対してもヤル気がなかったので
(今の私が会えるなら、ああ殴ってやりたい)

その授業の後からは更に
ほとんどの時間を眠って過ごす、という
10代特有の暴挙に出たわけであります。

いえ、教師の質が、とか
昭和の学校教育が、っていう
偉そうな話じゃあないんです。

甘ったれの太った10代が
ただサボっていただけなので
それに対してできる言い訳なんて
微塵もありませんが

ここでお伝えしたいのは
それでも私、いま
英語は話せてるの。
と言うことなのです。

今の日本で生まれ育てば
ほとんどの人は中学までは
卒業していると思います。

当時の英語の授業は
中学、高校と合わせて6年間。

私が文法を勉強したのは
その6年間の中のたった1年間。

時間だけを計算すると
社会人になってから
闇雲に独学した期間を合わせれば
毎日ではないけれど

10年間くらいは
「英語学習のようなもの」を
やってきたと言うことですが、

そのおかげで
「今、話せるようになった」
とは到底思えないのです。

中学、出てますか?

まず、6年間も勉強して
高卒で英語を全く話せない。

過去の私を含め、
ほとんどの人がそうだと思うのですが
これを疑問に思う人は少ない。


週に3回程度でも授業があって
宿題やらテストやら英検やら、
おまけにトイックが流行ってて

しかも中学、高校の間に
高校受験なんてのもあるわけだから

こんなに語学学習やってて
なんで話せるようになれないんだ?

この謎こそが、英語の壁を高く
分厚いものにしていると思うのです。

「何年もやったのに、
全然話せない。。。」


会話に活かせない勉強をしすぎたばっかりに、
勉強した年数がそのままコンプレックスとして
跳ね返ってくるのです。


だけど、あなたが
「あれだけ勉強しても話せないんだから
私にはムリなんだろうな。」
と、落ち込む前に
話せない理由を知って欲しい。

私は理由は大きく2つある、
と睨んでおります。

まず、1つは
英語に対する過大評価。

「英語がペラペラ」に憧れすぎて、
(いや、私もそうでした)
英語が言語の1つである事を
忘れてしまっているのでは?

それをもう一度考えれば
・言葉は使わなければ忘れていく
・会話の中では完璧な文法を求められない
という「言語の当たり前」を
思い出せるのではないでしょうか?

何年勉強しても、

全く使わなければ
忘れてしまうのは当然です。

そしてテスト勉強を長くしていると
キチンとした文法に当てはめなければ、
と考えがちです。

けれど、実際に会話の中で
単語の綴りや文法の間違いを
指摘されることなどあるでしょうか?

この思い違いをしている人は本当に多い。

私が英語を話せるようになってから
文法であまり困らないのは
中学3年生の時に勉強した
あの1年間があったからです。

あの時は1年間で
中学英語の基礎文法だけを
毎日復習したのでした。

言い換えれば
中学を卒業していれば、
あなたの英文法の理解度は
英語を話すのに十分なのです。

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敵はカタカナにあり

それでも、やっぱり
ペラペラにはなれない。

と思う方、
おめでとうございます。
あなたは次の壁に当たっています。(笑)

それは
「音の壁」です。

1歳前後の乳幼児が耳で聞いた言語を
繰り返し声にして覚えていくのに比べて、

学習能力がついた後に言語を勉強すると、
聴覚よりも視覚に頼ってしまいます。

聴くことよりも
見る、読むほうが
理解が早くなるのです。

学習時間や経験が長ければ長いほど、
耳で覚えるのを嫌い読めるものを探してしまう。

今までの勉強習慣を
変えることが難しいのでしょう。

私が今、
英語の発音を教えている方たちは
耳で聞いて言ってみる、よりも
文字を見てから読もうとします。

さて、そうなった時に
現在、私が提案しているのは
「一回、カタカナを忘れて」
ということです。

意識していくと、
英単語を読む時や
思い浮かべて声に出す時、

皆さん必ず
ローマ字⇨カタカナ
が頭に浮かぶと思います。

今までしてきた
勉強方法がそうだったんですよね。

でも、一度頭の中で
カタカナに変換すると
声はカタカナの通りに
話していくのです。

そうするといつまで経っても
ネイティブと同じ音は出せません。

あ、誤解しないで下さいね。
私はネイティブのような発音を
全員が出すべき、とは全く思いませんし

私自身、純日本人なので
自分の発音がカンペキ!
と思ったことはありません。

ただ、
「なぜ違う音が出るのかを知っておくべき」
だと思うのです。

何故なら、音の違いを知れば
聞こえるようになるからです。

咄嗟に単語が出なくても
人間てそれなりに対処していくもんです。

相手の言っていることが聞こえれば
英単語を暗記していなくても
どうにか相手が言った事に
応えようとするでしょう。

カタコトでも、
それが会話としてつながっていき
「通じ合えた」という
経験になっていくのです。

どんな言語であっても
コミュニケーションは相手の言うことを聴き、
それに応えて自分の考えを伝えていくことが大切です。

だからこそ他言語を勉強したいと思う方には
「あ、通じた!」という経験をたくさん増やして欲しい。
自分の知らない世界の人たちと
繋がれるのは、本当に楽しいから。

ですからまず、
そこにたどり着くために
「あ、聞こえた!」
を増やしていきませんか?


ラジオ始めました。
kayが英語学習のヒントを
おしゃべりしています。
kay chan

 

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