涙の中間管理職

こんにちは、kay(ケイ)です!

私はそろそろ

五十路に向かっておりますが

まずまず呑気な暮らしを

しておりますので

バリバリと仕事をこなす

同世代の友人たちの

お悩みを理解してあげる事が

できません。

聞くことくらいしかできず

じっと頷くだけですが

内心では

「世の中そんな事になってんの?」

と、知らぬ間にとってしまった

年齢を思い知らされています。

百貨店勤務のアイコちゃん(仮名)

若い時からのお付き合いです。

彼女は他の同僚から見れば花形で

オンナだてらに

昇進階段を駆け上がり

今では課長職をこなしております。

私は、彼女が文字通り

汗と涙の努力をしていたのを

ずっと見てきたので

卑しく羨ましがったりできません。

その彼女が先日

ポロりとこぼした言葉が

なんとなく引っかかっています。

「私達の世代はさー、

新入社員の時から、多分退職するまで

ずーっと接客しなきゃなの」

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彼女は私より8歳若いので

キンキンの就職氷河期を体験し

やっとこ入社した小売業界は

当時、接客・接待当たり前の風潮でした。

お客様に、顧客様に、取引先に、、、

だけでなく

仕事終わりの飲みの席でも

上司にお酌をするワケです。

私達のセンパイ方は

バブルの真っ只中に

青春を駆け抜けた人たちだったので

シツケとカワイガリは

それはそれはキビシイものでした。

まず教えられるのは

「部下を全力で守るのが上司の仕事。

上司を全力で立てるのが部下の仕事。」

という熱い教訓でした。

こう聞くと

今の20代の方々は

驚かれると思いますが

今、驚いているあなた達に

アイコちゃんは驚かされています。

新入社員が入ってくると

必ず懇親会のような席が増えて

毎月飲みの席が設けられてきたのですが

ご存知のように

「時間外にしつこくお酒に誘う」

は、ほぼ禁止になりました。

入社後数ヶ月経つと

そういった席の段取りは

ほとんど新入社員の仕事になり

参加者の調整と場所の確保を

任されたものでした。

けれど、飲み会自体がなくなると

段取りを学ぶ機会が無いので

「教わってません。

時間外にやらなきゃ

いけない事ですか?」

と言われてしまうそうです。

コレを聞いただけで

 私は、なんだと?

 と思ってしまいました)

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まず、「外に飲みに行く」

という習慣がほとんどない。

(いえ、私はゲコなので

 酒を飲むことを

 賞賛してんじゃないんです)

自分のプライベートを

会社の人たちと過ごすことは

ありえない。

という新入社員と

全てお膳立てされた席でしか

飲んだことがない。 

職場の不満は飲み会で

発散してから帰るべし。

という定年間近の上司たち。

この二つの世代のギャップを

体を張って埋めているのが

我らがアイコちゃんです。

上司たちは

自分の子供か孫くらいの連中に

パワハラだアナログだ、と蔑まれ

部下たちには

「飲み会ですか?時給出るなら

 考えてもいいですよ!」

 と真顔で言われ

中間管理職のガラスのハートは

もう、粉々です。

それでも

イジけた上司をなだめすかし、

図太い部下を上手く操って

全ての段取りを組み、

やっと飲み会にこぎつけるのです。

始まる前から終わった後まで

一分の油断もなりません。

上司には立てるために

お酌をし、

部下たちには守るために

酒を注ぎ回ります。

そこまで誰かが

自分をギセイにしていたら

盛り上がらないハズないんです。

後日、部下に

「飲み会どうだった?」と

 尋ねてみたら

「お酒の席も割と楽しめるもんですね」

 と返されたそうです。

ま、そこここに

引っかかるトコはありますが、

モチロン私はこの部下の言動に

 イカっておりまする。)

結局みんな楽しい事したいんです。

で、時給が出なくても

たまには職場から離れた所で

打ち解けるのも必要なんです。

だって他人と

コミュニケーションとるためには

その人の色んな顔を知ってたほうが

はるかにスムーズなんですよ。

「この人とは

 このお付き合いだけ!」

 って決めてかかんなくても

 いいんじゃない? 

だってあなたの職場には

アイコちゃんいないでしょ?

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