お国別!感情の考査〜恥じらい編〜

こんにちは、kay(ケイ)です!

最近、言語や

コミュニケーションについて

考えることが多くなりました。

色々と考えていくと

言葉やジェスチャーを選ぶ時に

その人自身の感情が

大きな要因になるなあ、と

当たり前の事実に

ハッとしたのであります。

例えば

「恥ずかしい」という気持ち。

なんとなく日本人というか、

アジア人には特に強い気がします。

決して「恥じている」のではなく

「恥ずかしい」んです。

ココ、全然ちがいますから()

英語だと

Embarrassingですかね。

日本の「恥ずかしい」には

シャイがプラスされている気がします。

目を合わせて会話する、とか

偶然、手が触れる

なんて事でも、

カーッとなってしまったり

(大人でもあるでしょ?)

初対面で話すのが

思うようにうまくできなかったり。

「恥ずかしいです」と一言で言っても

そこには様々な理由と感情があるのです。

今日もお付き合い下さい。

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「恥じらう」のは恥なのか

日本人が一番、

とは言いませんが

やはり恥ずかしがり屋で

人見知りな気質は

他国の人に比べて強い気がします。

日本に住んでいる外国の友人に

本当によく聞かれるのは

「日本人はいつ、どうやって

恋愛を始めているんだ?!」

というソボクな疑問。

私だって知りたいよ()

シャイや人見知りに加えて

自分の言いたいことを

ハッキリと言わない、

という点も

結構、消極的な印象なんでしょうか。

昨日まで職場の同僚だった二人が

いつのまにか付き合っていた!

全然知らなかった!

なんて事を

よく目撃するのだそうです。

しかし、よおく切り分けていくと

「恥ずかしがり」と「人見知り」は

また違うような。。。

初対面で会話がうまくできないのを

日本人は「人見知り」に分類しますが、

欧米人は「幼稚」と捉える人が

多い気がします。

確かによく考えれば

小学生や中学生が知らない人と

すぐに打ち解けられない、ってのは

よくある事だと思います。

子供の頃は知らない事ばかりで

知ってる事以外は全部怖い()

そうすると、やはり

大人になっても

あらゆる経験値の低い人は

経験豊富な人に比べて

怖いものが多い、ということに。

てことは、色んな経験をする事で

失敗慣れをしていけば

(もちろん成功なら尚よし)

ある程度の人見知りは解消できそう。

けれど、「恥じらう」は

一体どうしたもんか。

「わあっ。

私ったらこんな事しちゃってるようー。

はずかしー!!」

な気持ちって

もちろん感情が湧くんだから

それは仕方がないとして

そこを一旦踏み越えて

さらに恥ずかしいことしてみよ!

って中々なれないと思いませんか?

私的には

「怒り」よりもコントロールが

難しい感情なのであります。

スキンシップとコミュニケーション

友人同士であっても

「友達にコレを言うのは

恥ずかしい」とか

「ココは見られたくない」とか

何となく自分の中で

境界線の様なものがあって

他人が見ると全く

大した事ではないのに

ちょっと隠そうとしてしまう。

なんか、恥ずかしい。

一体あれは、

どういう気持ちなんでしょう。

見栄を張りたいわけでもないし

嫌われたくない!と

繕っているわけでもない。と思う。

ただなんか、恥ずかしい。

私は40歳前後の時に

若い頃にしたバカな経験が

いっぺんに恥ずかしくなり、

友人に自分の話を

できなくなった事がありました。

何を話していても

相手に知られるのが恥ずかしい。

でも、「知られたら死ぬ。」

とかはゼンゼン思わない(笑)

(この太さが10代との違いね)

そうなってくると、

恋人とのスキンシップや

人前で一緒にいることも

なんか恥ずかしくなってくる。

その45年の間、

私は深い話を誰かと共有するのが

とても苦手だったようです。

今思えば自分自身に

全く自信を持てない時期だった。

考え方や行動が

全部チグハグな気がして

自分という人が

自分にしっくりこない、

という様な、

他人様に説明できないほど

支離滅裂な時間を

過ごしておりました。

けれどその時期をやり過ごしたら

メッキリ恥じらいが薄まって

中年女らしい図々しさが

少しずつ増した様に感じます。

(良いこと良いこと)

一重にそれは

他人と自分を比較しなくなった事が

大きな要因と言えそうです。

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シャイの連鎖

自分がそんな「恥じらい」状態だと

相手にも当然伝わって

お互いモジモジした感じ()

大の大人がはにかみながら、

ちょっと気まずい思いをする訳です。

そう思えば、

自分が違う文化圏で育った人を

恋人に選ぶのは、とても自然な気がします。

こちらがシャイなら

あちらもシャイ()

となってしまいがちなので

どちらかが、それを打ち破らないと

話が全く進みません。

違う文化圏でお育ちの男性は

お構いなしとは言いませんが、

ハニカミポイントが

少し違うようなので

私がモジモジしているのを

面白がって観察しています。

付き合う相手なら

そうして解決していけますが、

友人や職場の同僚達だと

中々そうもいきません。

やはり、まず自分が率先して

「恥ずかしい」を

乗り越えていかなければ。

だって誰しもが恥ずかしいんだもんね。

販売職という仕事柄、

「相手の話を聞く」ばかりに

意識がいってしまい

「他の人にも投げてみる」って

あんまりしてこなかったなあ。

こちらから

「まず、伝えてみる」ってのも

大人の作法として、

一つあるのではないでしょうか。

だって大人になったら

「人見知り」は言い訳にならないし、

「恥ずかしいです」なんて口にするの

顔から火が出るくらい恥ずかしいもんね。

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