初めに言葉ありき

kayのブログ 日本について思う事

こんにちは、kay(ケイ)です!

私は日本人の両親のもとに
日本で生まれて日本で育ちました。

自分が一つの宗教を持つことは
生まれてから一度もありませんでしたが
人が生きていくには
宗教は必要だと思っています。

今はコロナ禍で国内での外国人との交流は減ってきましたが
これまでに知り合ったり友人になった外国の人たちと
日本人はどんなとこが違うんだろ?と考えることがよくあります。

その違いの根っこにあるのは
やっぱ宗教なんじゃないかな?
最近の私はそれを確信するようになりました。

今日もお付き合いください。

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日本人を日本人たらしめるもの

特定の宗教を持っていない
と言いましたが、実は日本で生まれ育てば
大抵の人は神道や仏教の影響を
少なからず受けています。

あらゆる自然に畏敬の念をもち
獲れた作物に感謝し、
亡くなった身内や先祖のために
線香をあげて手を合わせる。

これは私が子どもの頃から
いえ、そのもっと前から
両親や親戚、友人や周りの家族が
当たり前にやっていることです。

私はこれらが自分のDNAに組み込まれているのを
ハッキリと感じますし
今の世界を見渡せばいかに個性的で
独創的な国に生まれ育ったかを自覚いたします。
もちろんとても良い意味で。

自然崇拝、というと大袈裟に聞こえますが
日本人はもともと自分達が
ご先祖様と自然の恩恵で生かされていることを知っています。

この豊かな島国が私達に与えてくれる
水や四季、肥沃な土と作物。
日本民族は個が群れのために生きることを
当たり前として繁栄してきました。

だからお米を作れるわけです。
稲作は、道具の無い時代には
集落のチームワークでしかなし得ない
偉業であったと思います。

キリスト教の国々

近年諸外国の方々が、日本にとても興味を持って
この国を好きになってくれることはとても嬉しいことです。

しかし残念なことに
欧米の文化圏の人たちには
この、日本という国について
どうしても理解できないことがあるのです。

それは何故、歴代の将軍や権力者が
天皇を殺して地位を奪わなかったのか、
という事です。


始まりは源頼朝ですが、
その後、信長や秀吉といった
天下統一さえなし得た優れた武将であっても
天皇は奪える地位ではありませんでした。

欧米の文化では、金にしろ暴力にしろ
強いものが王を倒して新たな王になる
という、まさに弱肉強食の世界です。

人間が皆平等である、というのは
「神のもとに」という大前提があって
さらに彼らには
「労働が罪である」という
私達には考えにくい教えがあります。


「女性は男性の所有物」でしたし、
「奴隷」という考え方もまた欧米、
とくにヨーロッパ(はっきり言えばアングロサクソン)
の考え方のようです。

宗教が政治政略に使われたこともあり
戦争までも巻き起こしました。

「神に選ばれし」とか「神の子」
なんて言葉は
私の感覚では選民思想です。
神道ではあらゆる自然が神様だし、
仏教では虫も平等だからです。


さて
その神道と仏教の異色のコラボを
成し遂げた日本はどうでしょう。

1000年代前後に紫式部が活躍し
「丁稚」はあれど、「奴隷」はなく

日本人を奴隷として密輸したとして
バテレンを追放し

現代おいても男性はお給料をまず
「おカミさん」に献上する訳です。

こんなことは、欧米人には想像もつきません。
だから、現代になって「男女平等」を
盛んに叫ぶ日本人がどうしても信用なりません。
だって、もともと自由だったのにな。


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そろそろ知っておくべき事

そんな訳で、ざっと見ただけでも
欧米文化圏との違いはこんなにあって
根っこにはしっかりと宗教観がある。

コレを無視して、一体全体
どうやってコミュニケーションを取るんでしょうか。
その考え方の違いがどこから来るのか、
なぜ自分が違和感を覚えるのか。

とくに外国人と対峙する時、
それぞれの根元には少なからず
宗教的背景の影響があることを
私たちは知らなければなりません。


一般的に情報発信では
政治と宗教とセックスは
扱わないのがお決まりですが、

人間の暮らしに一番密接に絡んでくる
三大要素であることは否定できないと思います。

全員が赤裸々に語る必要なんかありませんが
(私にも恥じらいは、ある)

そろそろ腫れ物扱いやめていきましょう。
そしてまず、自分の足元見ていきましょう。


自分は無宗教だと思っているそこのあなた、
お葬式の帰りに塩撒いてませんか?

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