結局これも「人」なのかしら

こんにちは、kay(ケイ)です!
最近ふと思ったのですが
「〜させて頂きます」
「させて頂いております」
って、よく聞くなーと。
むかーし
男性のアナウンサーの方が
お書きになった
「させ言葉とナントカ」
(タイトル忘れてしまった)
という本で
近頃の日本語の変化を
語っておられたのですが、
アナウンサーでさえ
正しい日本語を
使えなくなってきている
というような内容だったと思います。
で、調べてみると
「させ言葉」ではなく
「さ入れ言葉」と「ら抜き言葉」
が最近では問題になっているようです。
作家志望の方達に向けた
その語法や説明を
読んでいたら
眠くなってしまいました(笑)
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なのでここからは
私の耳に頼ってみます。
私が体感として
なんか、ヘン。
と思うのは敬語として
「〜させて頂きます。」
と言われた時です。
最近もっとひどいのは
「やらせて頂きます」かな。
なんとなく大阪の
「勉強させて頂きまっせ」
みたいなノリを感じてしまう(笑)
つまり敬語に聞こえないの。

お買い物に行って
色違いやサイズを尋ねると
「調べさて頂きますね」
とか言われたり、
新人の営業の方に
お店の販促物をお願いすると
「あ、作らさせて頂きますよ。」
とか言われたり。
ほんのちょっとだけど
なんか、バカにされた気になる(笑)
そう言えば
以前アパレルで
百貨店にいた時に
商品に対するクレームがあり
お客様からのお電話に
「伺わせて頂きます。」
と言った社員が
お客様に怒鳴られていたのを
思い出します。
厳密に言えば
五段活用で、とか
二重敬語が、とか
文法上のガッチリルールが
あるんでしょうが
そんなお勉強は
一部の方しかしないもの。
一度、大人と呼ばれたら
社会に出てから
自分で体に取り入れて
行くしかないのです。
経験が浅くて「知らない」
は全く問題ないのですが
それを注意してくれる人が
激減している、という方が
はるかに問題だと思うのです。

私が20代の時は
他のお店の店長からでも
言葉遣いや所作について
厳しく育てられましたが
今や立派なハラスメントです。
注意をしようにも
どこまでどんな風に
説明すべきか迷ってしまう方も
多いのでは。
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美化語と敬語のごった煮は
「誰の何を敬ってんのか?」
というような
「ちょっとした違和感」
を生むため
「私ケーゴとか
使いこなせちゃってえ」
「ま、やる事やってるんで」
みたいに見える時がしばしば。
結果
「バカにしてんのか?」
といった印象が残ってしまう。
かと思えば
全く同じような言葉遣いでも
全く違う印象で
「若いから一生懸命なんだなー」
と思ってしまう人もいるんです。
あれ、色々言っても
結局は自分の好みなのか(笑)

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