変わるもの、変わらないもの

こんにちは、kay(ケイ)です!
7月28日にネットニュースで
アメリカのロックバンド、
ZZ TopのDustyが亡くなったと
報じられました。
そして、ほぼ同じくらいで
SlipknotのJoeyが
亡くなったと。。。
このふたつのバンド、
ジャンルは全く違うのですが
私は好きでよくアルバムを
聴いていました。
サザンロックとヘヴィメタル。。。
今考えるとよく好きだと言えたな、
という感じですが(笑)
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80年代、90年代は
もう世の中が
ずーっとパーティ!ってな感じで
浮かれまくっていたので
音楽もファッションも
何でもアリのステキな時代でした。
私はその頃、東京に住んでいて
多くの若者と同じく
毎晩のクラブ活動のために
人生を捧げておりました。
そんな時代を走り抜けて
今になってみると
自分の青春を彩った
ミュージシャンや俳優の訃報は
悲しくて、少し甘酸っぱい。
実際の人物像を知る事はないけれど
彼らの残した物と自分の思い出が
密接に絡み合っているので
なぜか恥ずかしいような気持ちが
出て来たりもします。
毎晩のようにクラブに通って
朝まで踊ってた90年代(笑)
徹夜で遊んで、
気怠るく始まる渋谷の朝。
センター街のゴミの匂いや
薄もやのかかった交差点が
今でもハッキリと感じ取れます。
当時は本当にクレイジーな
大人ってのがいて
それはそれは面白かった(笑)
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最近、同世代の友人達は
「あの頃の自分は
50歳まで自分が生きるなんて
思ってもみなかった」
ってみんな言います(笑)
でも、誰にも50歳はやって来ます。
きっと70歳も近いうちに
やって来るでしょう。
破天荒で滅茶苦茶で
危なっかしくて最高に楽しかった
思い出が私にはありますが、
不思議と「あの頃に戻りたい」
と思った事はありません。

一生懸命に遊んだからでしょうか。
少なくとも、
これをやっとけばよかった
というような後悔はない気がします。
思えば、あの頃夢中になった
音楽や映画や雑誌、ファッションは
どれを取ってもハイクオリティ
だったと思います。
人々が豊かさを謳歌した
時代背景もあったでしょう。
お洋服や家具、
テーブルウェアに至るまで
華やかで良いものが
本当に沢山ありました。
で、沢山のモノに囲まれて
過ごして来たからこそ
今のシンプルな自分に
なったのだと思います。
幸か不幸か、
ずっと与えられて来たのです。
なので、それが必要かどうかを
考えることをしなかった。
いるのかいらないのかを
見極めるのにだいぶ時間が
かかってしまいましたが
私にとっては40代が
「人生の棚卸し」だったのでしょう。

しばらくはZZ Topを聴きながら
床を磨いていこうと思います。

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