こんにちは、kay(ケイ)です!
昨日は久しぶりの快晴で
久しぶりに「ヤル気」が出て
久しぶりに山へ行ってみました。
残暑と秋風のコンビネーションが
抜群の爽やかさです。
溜まった洗濯物を全部片付けて
掃除して、お弁当を作って
あとねあとね、とやっているうちに
出かけたのは10時30分。
登山を趣味にしている方には
考えられない出発時間だと思います。
自宅から車で40分ほど走ると
丹沢山のふもとに到着。
車を降りて登山口へ入ったのは
なんと11時30分でした。
でも、驚かないで!
だって私がオススメするのは
「ゆる登山の道」
なんだもんね。
今日もお付き合いください。
Contents
「登山」てハードル高くない?
もともと私は運動がキライなんです。(笑)
ストイックに何かをやり抜くとか
計画的に物事を進める、とか
本当に苦手なんですよ。
でも、好きなこととか楽しいことは
続けられるわけです。
でもって、それに付随する労力は
年齢とともにいとわなくなってきました。
つまり自分が面白いと思って
やってることに多少の苦労や努力が
伴うのは当たり前、と
考えられるようになったのです。
いや、大人になったもんだ。(笑)
で、自分がやったことない事にも
ちょっと「経験してみたい」
という貪欲な私が出てきまして。
海の次は山かな、と。
だけど、登山て聞くとなんだかさー。
最初は経験者と一緒に行って
色んな道具やウェアも揃えて、っていう風に
ハードルが随分上がっちゃいませんか?
今まで全く経験がなくて
ちょっとだけ山の空気を吸って
体を動かしたい、って人も
きっといると思うんです、私みたいに。
もしくは、外国から
日本に旅行に来て、
東京以外で自然の中での
体験をしてみたい人とかもね。
そういった首都圏内の方々には
神奈川県は本当にオススメです。
だって日帰りで女性でも
簡単に登れる山が結構あるんですよ。
交通機関も充実してますし。
しかも私は
思い立った時に晴れていれば
「ゆるっと山へ行く」
ってのがイイと思います。
もちろん、時間と体力を使って
山頂にたどり着いた時の達成感は
そりゃあもう、格別だと思います。
でもね、
「気が向いたから山へ行く」人は
最初から頂上を目指さなくても
十分楽しめると思うんですよね。
計画を立てる=自分と向き合う
私が今までの人生で最も苦手だった
「計画を立てる」という行為ですが。(笑)
私が提案するのは
登山計画なんて大げさなモノじゃなく、
自分の体調と体力を
よーく考えろってことなんです。
「この山に登る!」って決めて
ネットで情報収集すれば
山頂までの平均時間とか色々出てきますが
「登った人」と同じこと、
しなくてもいいんじゃないかと。
だってこっちは体力ないし
早起きだってする気なんかないのよね。
(五十路の開き直りをナメんなよ)
だからまず、歩く時間を決める!
これがやってみたら中々いい方法でした。
つまり、今の私は山道を
どのくらいの時間歩けるか。
自分のペースで歩いて
どっか上のほうでお弁当食べたい。
(これが一番大事なところ)
で、帰りはこのくらいまでに
ふもとにいたい。
(洗濯物干してきちゃったし)
などなどを考慮して
おおよその概算を出しておく。
で、ネットを見てみると
途中に休憩所が、とか
山荘が、とか出てくるので、
だいたいこの辺までは頑張ろう
と思うわけです。
ほとんど自分の体力と
精神力の配分に
かかってくる訳だけど
いざ、山道に入っても
気分が乗らなかったら
「やっぱりやめたー」
でもいいのです。
とにかく自分の体に向き合う
ってのが、何より大事。
それができれば、頂上じゃなくても
お弁当はおいしいし、
山の木々に癒やされて
体は元気によみがえります。
「登頂」は絶対必須じゃないのよ
私は11時30分から登り始めて
1時間30分は歩いてみる事にしました。
途中で立ち止まって景色を見たり
お水を飲んで息を整えたりと
かなりマイペースで進みました。
ネットと地図で間に2か所の
小屋と山荘があったので
少し頂上に近い山荘まで登って
そこでお弁当を食べようと
なんとなく当たりをつけて
山の空気を楽しみながら歩きました。
その間にも少し開けた場所や
休憩所の様な所があって
何度も早弁しようと試みましたが
一緒に行った恋人に諭され
半ばシブシブ山道に戻りました。
そして1時間20分登った所で
お目当ての山荘が!
もう、
頂上に着いたくらいの気持ちです。
やっとお弁当食べれる〜!
木々が切り開かれた山荘のポーチから
見下ろす景色は絶景でした。
管理人のおじいちゃんが
「椅子とテーブル、好きなとこ使って」
と日影の席を作ってくれて
最高のお弁当タイムを過ごしたのでした。
ご飯を食べた後、
おじいちゃんと常連のおじさんから
山のお話をいろいろ聞いて
近いうちにまた来る事を約束して
下山してきました。
降りてきてから
「なんか、次は上まで登れそう」
と、ワクワクしてきたのです。
最初のチャレンジで
あえて山頂を目指さないのは
肩の力が抜けていい。
この辺までかなあ、と
その時のコンディションで引き返したり
自分が楽しいと感じる所まで登ってみる。
このやり方は
むしろ冷静な判断力が
あるんではないでしょうか。
降りてきた時に
「次は頂上まで登りたい!」
と思えば、必ず次回に叶えられます。
まずは気楽に山に慣れる、
ってのがオススメでございます。
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