007を観ていない方はご遠慮下さい

こんにちは、kay(ケイ)です!

先日やっと007の新作を

見て参りました。

今回のお話はどーやったって

結末がわかってしまう。

でも、どーしたって話したい!

てな訳で

もしもこれから映画館へ

観に行こうとしている方、

配信されるまで待つつもり、

と楽しみにされている方おられましたら

どうぞ他のページへご移動下さい。

ディテールはともかく、

結末はお話しちゃうもんね。

だってショックだったんだもん(笑)

チョッピリ気が引けるけど、

今日もお付き合い下さい。

maxresdefault.jpg

007の始まり

007と言えば、皆さんご存知の

大人気シリーズ映画であります。

ご存知ない方のために

トリビアを申し上げますと

1962年に第一作が公開されてから

今回の作品までで25作品。

しかも初代ジェイムス・ボンドの

ショーン・コネリーから

現在のダニエル・クレイグまで

6人のボンドが存在しておりました。

冷戦時代も相まって

イギリスMI6の暗躍ぶりに

人々は熱狂した訳です。

良き時代のハリウッドでは

伊達なスパイとブロンド美女の

冒険劇に巨額の資金を投じました。

映像の進化と共に

ジェイムスの活躍は

ますます過激に、大掛かりに

なっていったのです。

ここ数年の、なんかヤな予感

少し前に、アメリカで

かの名作、「風と共に去りぬ」が

上映禁止になりました。

ポリコレ、フェミニストが巷に溢れ

マイノリティが異常に声を張り上げて

「間違った歴史」を作り上げたり

「歴史的事実」を排除したりと

古いもの好きな私は

なんかヤな予感を持っておりました。

案の定、

「黒人に対する描写が差別的」

という理由で、かの映画は

映画館での上映を禁じられたのです。

でも、映画の舞台となった

南北戦争当時のアメリカ南部で

プランテーションに

黒人奴隷がいたのは事実ですし、

ストーリーの性質上

その描写を外すことは不可能です。

10年くらい前からでしょうか、

黒人に対して急に

キャスティングの門戸が

大きく開いたのは。

たしかハル・ベリーが

黒人女優として初めてアカデミーを

獲ったのが2002年だったと思います。

その辺りから

今まで白人だけしか

出てこなかった映画に

有色人種が出演し出したのです。

スターウォーズなどは

昔の3部作と見比べてみれば

一目瞭然でしょう。

もちろん、

それは良いことだと思うのですが

ヨーロッパの王朝・貴族の話や

イギリスからの移民が起こした

アメリカの創成期の話を映画にした時、

有色人種の出る幕はありません。

それは肌の色で差別されているのではなく

歴史がそうだったからです。

太平洋戦争や日本の歴史を

題材にしたものでも同じです。

ハリウッド製映画だと

ここぞ、というセリフで

「あれ、日本人じゃないじゃん」

と、どうしても冷めてしまいませんか?

映画はフィクションですが、

ある程度の歴史描写が的確でないと

どうしても内容にのめり込めません。

色んな役者を観れるのは

もちろん大歓迎ですが、

それは当然、シナリオによるのです。

img8610fda73dibps.jpeg

時代がジェイムスを殺した

今回の007を見終わった後に

私と恋人が呟いたのは、

「彼らはジェイムスを殺した。。!」

でした。

ここからは少し内容をお話しますが

まず、前作で引退したボンドが

あるキッカケでロンドンに戻ると、

MI6には既に新しい007がいるのです。

もちろん黒人で、もちろん女性です。

二人は衝突しながらも

最後にはお互い協力し合い、

ジェイムスはいわゆる引き継ぎを

終えて死んでいきます。

愛し合っている恋人や

二人の間にできた娘との生活も叶わず

一人、死んでいくのです。

私の世代が夢中で追いかけた

映画スター達(世代的に白人が多い)

いったい、あとどのくらい

ハリウッドで生きられるのでしょうか。

あの歴史あるジェイムス・ボンドが

白人の男性であるが故に殺されたとなると

今、私は

トム・クルーズの事が心配でなりません(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました